Maru Tube

Oui, c'est noté !!

フランスで働く@面接・契約

語学学校を卒業する最終週のこと、

知り合いから求人の情報が入ってきました。

「さゆりさん、仕事探してる?回転寿司なんだけど、1回話聞いてみない?人手が足りてないみたいなんだ。明日の午後に寿司屋行ってみて」

 

聞くだけだし、行ってみよう!

ということで翌日、履歴書を持って寿司屋へ行きました。

 

おそらく私の情報はいくらか寿司屋の耳に入っていたと思われました。

寿司屋に入った途端、

待ってましたと言わんばかりに契約書を持ってきたのが

お店を経営してる中国人ウォン夫婦のマダムの方。

 

特に話もしてないのに、Bonjour と挨拶した次の瞬間には

マダムウォンは私の目の前で計算し始めていました。

何度も何度も計算をし直して、悩んで計算して、またやり直して。

何をしてるのかと思ったら

私の勤務時間を決めていたんですね。

フランスの決まりとして、週35時間を超える契約はできません。

他の従業員の勤務時間も加味してその場で私の契約書を作っていたのです。

 

まだ契約すると決めて来たわけじゃないのに、マダムは契約書を完成させ

「これでどうかしら?来週の月曜日から来れる?それから来週末に1人退職しちゃうからしばらくは一日中の勤務になるけど、いいかしら?その方が仕事早く覚えるしいいと思うわよ。1ヶ月後に今バカンス中のスタッフが帰ってくるから、その人が帰ってくるまではちょっと大変だけどがんばって!」

みたいなことを言われました。

 

契約の内容は

月曜日から土曜日の週6勤務で17:45〜22:30

水曜日だけは10:45〜14:30の昼も入る。

そうすると週35時間以内に収まる計算だ。(マダムはこれを計算していた)

賃金は時給9.88€で、月収約1200€。日本円で15万くらいだ。

 

来週は1人辞めるし、今バカンス中のスタッフもいて、スタッフマイナス2。

この店がどれだけ客が来るのか知らないけど、まぁそんなに来ないんじゃないかな。

本当は学校のあとはバカンスをとって旅行するつもりだったけど。

15万、そんなにいい給料じゃないけど、稼げればまぁいいか。

貴重な経験にもなるし、とりあえず契約して、嫌なら辞めればいいや!

 

てことで、その契約を仮で承諾し来週月曜日から突然働くことになりました。

 

 

今回はここまで。