日本がカトリックを真似して独自の文化にしていること
クリスマス、イースター、ハロウィンなど、世界共通のイベントがあります。
しかし多くのイベントは元々日本のものではありません。宗教的にはカトリックのイベントですが、無宗教か仏教が多い日本人もそれらを真似をしているのです。
フランスに来て、特にクリスマス、バレンタインデーの過ごし方やそれに対する想いは日本と全く違います。
例えばクリスマス。
フランスは家族のイベントです。プレゼントも家族全員に用意します。カトリックに従っています。
一方日本はカップルのイベントです。子供やシングルの人は家族や友達と過ごしますが、クリスマスとはロマンチックでカップル向きです。プレゼントは恋人に贈るもの、またはサンタクロースが子供に届けるものです。サンタクロースは寝ている子供の枕元にプレゼントを静かに置きます。私にも15歳までサンタクロースが来ました。クリスマスの意味をわかっていない日本人も多くいます。私も…
またバレンタインデーも日本独自の習慣があります。
それは女性が男性に愛や感謝と共にチョコレートを贈ります。カップルの場合は恋人に。家族の中では父や兄弟に。会社の中では男の同僚に贈ります。そして、片思いの少女はこの日に好きな男性にチョコレートを渡し、好きと伝えるのです。もし男性も彼女が好きなら、カップルになります。そうでなければ、彼女は泣きます。
そうです、女性にとっては勝負の日でもあり、いくつものストーリーがあるのです。
フランスに来て初めてのバレンタインデーは、いつもよりいいレストランに行きました。チョコレートは買ってません。